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計画の問題点 〜なぜ反対なのか?〜

(6)学園関係者に様々接触することに対する不安について


 仰木の里の住民でアンケートをした結果、約8割の方々が建設に否定的な意見をお持ちであり、
 特に、親御さん達からは、子供が公園や通学路で学園関係者に様々接触することに不安を抱いておられます。



@ 宗教法人「幸福の科学」の信仰等について、幸福の科学HPでは、概ね次のように述べています。

  その信仰の対象は「エル・カンターレ」であり、人類が誕生する以前から地球に責任を持つ、
  神々のなかで最も権威を持っている存在であり、その意識の一部が、インドにゴータマ・シッダールタ、
  釈尊として、ギリシャにヘルメスとして生まれ、現代の日本に、エル・カンターレの中核意識(本体)が、
  幸福の科学の大川隆法総裁として下生した。幸福の科学の信仰者は、「エル・カンターレ」を信じ、
  その教えに従い、「愛」と「悟り」を求め、「ユートピア建設」に携わりながら、自己の魂を限りなく
  高めていくことを旨としています。

  また、大川隆法総裁による「公開霊言」なるものは、この世を去った世界に存在する霊人などを招き、
  その思いを大川隆法総裁の肉声を通じて明らかにするものとされています。

  公開霊言は歴史的実在の人物のみならず、温家宝、菅直人、仙石由人など現在存命中の人物や、
  ブレアデス星人、ウンモ星人、ベガ星人、金星人などの宇宙人の霊言を招いて行われています。
  (幸福の科学ホームページより引用・編集)


A 報道によれば、学園は、中学が1学年70人、高校が同100人で、全校生徒は男女共学の510人となり、
  幸福の科学の信者を中心に全国から生徒を募集するとされています。
  また、説明会では、教職員100名ほどが建設予定の教職員宿舎で居住するとされています。


  そうすると、生徒510名+教職員100名の600人超の信者が恒常的にこの地域に居住・活動し、
  さらに信者である父兄や教団関係者も訪れることになれば、数千人の信者が、日常的にこのまちに出入りし、
  活動することになります。

B 個人には信仰の自由が保障されていますが、同時に、他の宗教を信じる自由や無宗教の自由、
  平穏に生活する権利
も保障されねばなりません。在住の多感な子供達にいかなる影響があるのか不安を
  払拭できません。



また、2011年6月には、学園の副理事長から仰木の里住民を『敵視』する発言が、宗教行事の公式の場で
躊躇なく行われました。当初抱えていた不安は現実になっています。

[関連コンテンツ]
幸福の科学学園幹部が敵対宣言!「反対派住民は最強最大の敵」 (やや日刊 カルト新聞)

2011年9月10日には、行政・学園・UR・住民の4者の協議会が開催され、
この発言を巡って協議会が紛糾しましたが、文書での謝罪を求めた住民に対しては、
いまなお謝罪はありません。(2012年1月15日現在)

このような姿勢で活動しようとしている学校関係者が運営する団体に対して、住民不安は増大の一途を辿っています。


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