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計画の問題点 〜なぜ反対なのか?〜

(7)建設予定地の土地安全性に対する疑義について


 建設予定地は、谷埋め盛り土から成る大規模傾斜地であり、適切な土地開発が行われない状態での
 大規模施設の建設は地滑り発生の不安があります。

 地滑り発生時には直接被害を受ける住民からは、物的証拠に基づく土地の安全性に関する説明が
 要望されていますが、学園・工事会社を含め一切説明が行われていないため、不安は増大するばかりです。



幸福の科学学園・関西校の校舎・寄宿舎棟の建設予定地は、谷埋め盛り土から成る大規模傾斜地であり、
地域住民から地盤安全性に関する懸念が多く挙げられています。

実際に予定地を視察した土木専門家によれば、

「地下水を排水していないと、わずかな振動が加われば地盤が滑って崩壊する。この土地では、
 斜面地から水が漏れ出して、一部ではすでに表面が滑りの兆候が出ております。専門家としては
 非常に危険な徴候だと思います」

「工事業者から(排水について)『こういう(排水)管が入っているから大丈夫ですよ』と言われたので、
 (造成工事をやった)URの書面を確認しましたが、そういった排水管の存在は確認できませんでした。
 (工事業者が)住民に虚偽の説明をしていたということです」

という見解が述べられています。

また、土地の提供を行ったURは、工事着工後の2011年11月になって排水工事に追加着工していることが判明し、
排水の工事が終わっていない開発未了の土地の疑義が深まっています。


一方、過去に行われた住民説明会に目を移すと、、中高層事前協議、行政・学園・UR・住民の代表で行われた
4者による協議会など、機会のある度に問題提起された土地安全性の疑義について住民から提起されましたが、
物的証拠に基づく土地の安全性に関する説明が一切説明が行われず、不安は増大するばかりです。

また、学校設置に関わる滋賀県の私学審議会、及び、その運営に携わる滋賀県総務部総務課では、
学校設置要件として規定されている地盤の安全性の確保に関して、物的証拠に基づく検討を行わず、
総務課に至っては住民提供の土地データの存在をを隠蔽し、私学審議会への呈示を行っていません。


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議会答弁に見る滋賀県の見解、地盤安全性懸念に対して深まる疑問

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そのような中、校舎棟・寄宿舎棟の建設に対して、土地の開発工事を行わない状態での工事に対し、
民間の検査機構から「建築確認」が下ろされました。


このような流れを受け、2011年12月12日には、仰木の里まちづくり連合協議会の呼びかけのもと、
弁護士19名を請求人とする建築確認に対する審査請求が行われました。

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仰木の里住民、決意の「幸福の科学学園・関西校建設に対する建築審査請求」へ!!

幸福の科学学園問題で住民8331人が建築確認取消を請求 (やや日刊 カルト新聞)


特に、私立学校の設置に関しては、地盤の安全性の確保は絶対必要な要件とされていることから、
今回の審査請求を契機に行われる多くの建築・土木分野の専門家による検証、公開審理の動向について、
大きな注目が集まっています。


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