署名提出のご報告
北大津まちづくりネットワークにより始まった署名活動は、仰木の里まちづくり連合協議会へと引き継がれ、2010年後半から2011年に掛けて、2種類の署名活動を行ってまいりました。
1つめは、大津市・滋賀県知事に対する請願署名、
2つめは、建築審査請求に係る弁護士への委任状署名です。
いずれの署名提出も新聞等の各メディアで大きく取り上げられるなど、強いメッセージが
署名活動を通じて仰木の里の地から発信されました。ご協力いただき、ありがとうございました。
各署名活動の詳細は、下記を参照ください。 ※ 現在は、いずれの署名活動も完了としております。
大津市長、滋賀県知事への請願署名を提出(2011年8月)
用紙 : 大津市、滋賀県に対する請願署名 (PDF形式、102Kbyte)
[署名趣旨]
- 大津市 「学校建設を許可しないこと」を土地開発、建築許可権者である滋賀県大津市長に請願。
- 滋賀県 「学校設置の認可を行わないこと」を学校設置権者である滋賀県知事に請願。
2011年8月19日に大津市長、8月26日に滋賀県知事にそれぞれ署名提出が行われました。
また、本署名活動の流れを受け、2011年3月18日の滋賀県大津市議会にて、
「幸福の科学学園建設計画に対する住民不安の解消に向けた取り組みと、
住民との合意形成の環境を整える取り組みを大津市に求めることについて」
が請願第４号として全会一致で可決されています。
(写真撮影: 2011/8/19、大津市役所にて)
(写真撮影: 2011/8/26、滋賀県庁にて)建築確認に対する審査請求を提出。仰木の里からの請求委任状署名は全国過去最高規模(2011年12月)
2011年12月11日、滋賀県大津市の建築審査会に対して、弁護団(弁護士19名で構成)による建築審査請求の申請書が仰木の里住民の委任状署名とともに提出され、受理されました。
署名提出の様子(写真提供：仰木の里まちづくり連合協議会)この審査請求は、建設予定地が谷埋め盛り土から成る大規模傾斜地であり、地域住民から地盤安全性に関する
懸念が多く挙げられた中、民間の検査機構から「建築確認」が下ろされたことを受けて行われたものです。
今回の建築審査請求は、予定地の近隣住民が弁護団(弁護士１９名)に申請を委任し、大津市建築審査会への
建築確認機関が確認した建築確認の違法・不当性を審査請求するという形式が取られています。
過去に様々な土地安全性に関する認識が私学審議会を運営する滋賀県総務課から述べられていましたが、
一方で、その根拠については、何一つ客観的な物的データによる説明はなされませんでした。
この審査請求は、2012年3月1日に建築審査会の公開口頭審理が行われるなど6ヶ月もの期間に渡って審理がなされ、
結果的には大津市建築審査会より「開発非該当判断を伴う請求棄却」という裁決が下りましたが、2012年8月6日には
大津地方裁判所に建築確認の取消を求める訴状が提出され、現在は校舎棟・寄宿舎棟の除去・使用停止等を求める
訴訟として未だ審理が継続しています。
[関連情報]
(建築審査会の論点)
建築確認取消し請求での論点
(建築確認取消し訴訟の論点)
