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説明なき工事強行着工。近隣住民が激しく抗議!!

清水建設は既に工事に着工。工事用の白い囲いが立ち並ぶ建設予定地。

2011年10月18日、突然、清水建設の工事用車両が学園建設予定地の周辺を走るようになり、やがて工事用の
白い囲いが立ち並び始めました。新聞報道などによると、2011年11月から工事着工という見出しが躍る中、
結果的には、10月中旬から前触れ無く工事が始まったのです。

[参考コンテンツ] 「幸福の科学学園」11月に着工 手続き完了も地元反発

予定地の外周道路は子供たちの通学路になっており、工事車両との接触の危険性が非常に心配される場所
であるにも関わらず、学園と清水建設は周辺住民に対して工事説明会を徹底しないまま、工事着手に踏み切りました。

このような対応は、近隣に住む住民の不安をますます増幅させているように思われます。

現地の清水建設の担当者に住民が「工事が始まったのか?」と質問すると、「工事ではない。予備工事です。」
という答えが帰ってくる状況です。

しかし、重機が搬入され、多くの作業員が朝から晩まで作業する行為は「工事」にしか見えません。

このような事態を受け、2011年10月20日には、仰木の里まちづくり連合協議会(まち連)が抗議の申し入れを行っています。

[関連資料]

  幸福の科学学園に対する抗議文 (PDFファイル)   清水建設に対する抗議文 (PDFファイル)

地元からこのような申し入れが起こる中、それでも住民の想いと裏腹に工事は進むことになるのでしょうか?

2011年11月1日現在、幸福の科学学園からの回答書は届いていません。

まち連は大津市長にも抗議。

仰木の里まちづくり連合協議会(まち連)は、2011年10月29日に大津市長宛で、
現在の状況を訴え、許可権者としての職責追求の抗議・申し入れを行っています。

[関連資料] 抗議書 (PDFファイル)

抗議書の中では、過去に行われた下記の3つの説明会に触れています。

・7月30日に行われた幸福の科学学園と清水建設(株)による住民に対する「中高層事前説明会」

  [参考コンテンツ] 清水建設による中高層事前協議説明会の行政報告の実態

・9月10日に行われた住民と行政(大津市および滋賀県)幸福の科学学園とUR(都市再生機構)による「四者協議会」

  [参考コンテンツ] 4者の協議会の内容について

・10月2日に幸福の科学学園と清水建設(株)が行った説明会

いずれも、幸福の科学学園、清水建設が後日回答する約束になった事項については、
いずも回答が行われることがありませんでした。

このような状態が改善されることなく、開始された工事は「強行工事」と言えるのではないでしょうか?