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「経過報告と今後についての学習会」が開催されました

校舎棟・寄宿舎棟の建築確認取り消しを求める訴訟の経過を中心に経過報告。

 仰木の里まちづくり連合協議会(略称:まち連)の主催で、『経過報告と今後についての学習会』が開催されました。

 日時:2013年9月14日(日) 14:00〜16:30
 場所:滋賀県大津市仰木の里市民センター2階会議室

今回の報告会は、幸福の科学学園・関西校の開校後の2回目の開催となりました。
当日は3連休にも関わらず、仰木の里の地域から60名、弁護団から5名の出席がありました。

報告会は2部構成で行われ、第1部は地盤安全性の疑義を発端に始まった建築確認取消訴訟の経過の
と今後の裁判の見通しの説明、第2部はまち連活動に関するディスカッションの形式で進められました。

写真 説明会の様子(写真撮影:仰木の里まちづくり連合協議会)

[報告会の概要]
 (第一部)
  • 裁判の経緯振り返り(弁護団)

  • 建築確認の取り消しを求める民間機関との訴訟の見通しについて(弁護団)

  • 校舎棟、寄宿舎棟の除却、使用停止命令を大津市に義務付ける訴訟の見通しと、
     義務付けを求める事項の詳細について。(弁護団)

  • グラウンド、駐車場に関する宅造法違反の疑いについて(まち連)

  •   特に、弁護団からは、これまで裁判では入れていなかった開発該当性の判断の是非について、
      ようやく審理に入れそうな見通しであることが強調されました。

     (第二部)
  • まち連活動に関するディスカッション(各自治会代表者中心)

  •   継続的な運営に向けた体制整備、学園・行政への要望体制、情報公開のあり方などが話し合われました。
      一方で、4月の開校以降、地元住民との接触を頑なに拒否し続けている学園に対する憤りの声も多く聞かれました。


    [報告会を終えて]
    今回の報告会は、「地盤脆弱性の懸念」「地域連携の著しい欠如」という開校前の問題を棚上げにしたまま
    関西校が開校してから半年が経過したタイミングで開催されました。

    報告会の参加者からは、
    「計画発覚当初に提起された懸念は何も解決されていない」
    「むしろ開校までの経緯の中で一部の不安は現実となった」

    という声が相次ぎ、非常に憂慮すべき状態が続いていると感じられました。
    開校にあたった学園がコメントした新聞記事には「開校後も地域との連携を強めたい」との文言が記されていました。
    学園には、開校の経緯で地元住民に行った出来事に対する謝罪と誠意ある説明責任を果たしてもらいたいと思います。