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行政、学園、UR、住民4者での協議会が開催!! 地元住民の声は?

周辺自治会からの参加は限られた代表者のみ。

2011年9月10日、仰木の里学区自治連合会の呼びかけにより、
行政(大津市、滋賀県)、学園、UR、住民の4者が一同に集まる協議会が行われました。

この協議会は、行政担当者が住民からの問いかけに対して、公式の場で質疑を行う場と
なることから、これまでの経緯を踏まえると、不安解消に向けた画期的な出来事であるといえます。

また、これまでに建設候補地に隣接する自治会からの説明会の要請に対して、
「改めて説明を行う」という態度を示し、自治会に対する説明会の開催を拒否してきた
幸福の科学学園も公式に参加するということで、地元住民にとっては、非常に関心の高い出来事となりました。

しかしながら、この会の参加資格について、地元住民の間では大きな議論を呼んでいます。

配布文書によると、協議会の基本スタンスは下記のようなものでした。

・「各自治会から代表3名の参加とする」
・「自治連合会未加入の5自治会の代表参加も認める」

この協議会の開催の発端となった自治連合会定例総会では、
動議として、「全住民を集めた全体集会を行う」ということが決議されていました。

その前提がありながら、結果的には、多くの住民は傍聴すら許されないという開催の方法となり、
かなり制限の掛かった参加資格に対して、疑問の声が上がりました。

仰木の里学区自治連合会が実施した住民アンケート。結果は?

9/10の4者での協議会に向けては、事前に各自治会、及び、自治連合会での意見集約が必要という判断から、
仰木の里学区自治連合会の役員が作成し、役員会で承認されたアンケートが配布されることになりました。

※ 建設候補地に隣接する周辺自治会に対しては、仰木の里学区自治連合会に
  所属していないという理由で、アンケート配布・実施は行われていません。

そのアンケートの中には、賛否に関わる下記のような設問もありました。


 @ 学園開設に賛成する。

 
 A 法律や工事着工協定等が遵守されれば賛成する。

 
 B 住民の不安解消のため学園が努力されれば賛成する。

 
 C 学園開設に反対する。

 
 D その他。


このアンケートの集計結果はどのような結果となったのでしょうか?

[関連資料]
仰木の里学区自治連合会アンケート



  仰木の里学区自治連合会が配布したアンケート用紙



趣旨説明の中で滋賀県・大津市の参加を告知し、その前提で意見を届けるために実施した
アンケートと明記した以上は、4者による協議会の一角を担う住民の声がどのようなものであったのか、
協議会の内容とともに地域住民に周知されることは義務であるといえるでしょう。

なお、新聞報道では、早くも協議会が紛糾した様子が伝えられています。

溝埋まらず紛糾した集会 大津市内で建設予定の幸福の科学学園関西校

アンケート結果をシュミレーション


先に述べたアンケートの結果は、実施主体である仰木の里自治連合会の結果公表を待たねばなりません。
しかし、一方で、この地域では、反対署名が集められ、大津市長・滋賀県知事に届けられた実績があります。


  [大津市長に提出された署名数の内訳]

  ・全署名数 :: 30,816筆
  ・仰木の里学区内署名世帯割合=3,199/4,338軒、74%)
   ※仰木の里学区 = 建設候補地隣接地区


また、署名活動の主催である仰木の里まちづくり連合会が集計した反対署名を小学区別に集計した結果によると、
下記のようになっています。

学区世帯別署名数区域内世帯数署名割合自治連合会所属自治会割合
仰木の里東小学区2213280479%8/14自治会
仰木の里小学区986153464%9/9自治会
仰木の里学区合計3199433874%17/23自治会
果たして、アンケートの集計結果は、反対署名と同じ結果が出たのでしょうか。

それとも間逆の結果が出るのでしょうか。