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仰木の里住民、決意の「幸福の科学学園・関西校建設に対する建築審査請求」へ!!

建築審査請求の申請書を大津市建築審査会に提出!

2011年12月12日、滋賀県大津市の建築審査会に対して、弁護団(弁護士19名で構成)による
建築審査請求の申請書が仰木の里住民の委任状署名とともに提出され、受理されました。

写真   署名提出の様子(写真提供:仰木の里まちづくり連合協議会)


また、この申請を受け、弁護団と地域自治会が構成する仰木の里まちづくり連合協議会
(略称:まち連)による合同記者会見が行われました。

今回の審査請求は、建設予定地が谷埋め盛り土から成る大規模傾斜地であり、
地域住民から地盤安全性に関する懸念が多く挙げられた中、民間の検査機構から
「建築確認」が下ろされたことを受けて行われたものです。

仰木の里から集められた弁護士への委任状は8331筆! 過去全国最大人数の委任状数での審査請求!!

 今回の建築審査請求は、予定地の近隣住民が弁護団(弁護士19名)に申請を委任し、
 大津市建築審査会への建築確認機関が確認した建築確認の違法・不当性を審査請求する
 という形式が取られました。

その弁護士団に対する委任状は、原告適格が認められる範囲(※)が考慮された結果、
「20才以上、かつ、仰木の里学区、及び、その近隣学区の住民」に限定する形での署名回収が
行われましたが、そのような中であっても8,331筆の委任状署名が集まりました。

写真

委任状署名の束 (写真提供:仰木の里まちづくり連合協議会)

過去に様々な土地安全性に関する認識が私学審議会を運営する滋賀県総務課から述べられていますが、
その根拠については、何一つ客観的な物的データによる説明はなされていません。

今回の審査請求により、多くの建築・土木分野の専門家による検証が行われる建築審査会での審議結果によっては、
滋賀県が「問題ない」とする土地安全性の議論に対して、法的拘束力を持つ大きな一石を投じることになるでしょう。

その動向が非常に注目されます。


※原告適格 : 処分取消訴訟及び裁決取消訴訟は、その処分又は裁決の取消しを求めるにつき
         法律上の利益を有する者に限り、提起することができるということ。
         今回の審査請求では、建設予定地の周辺で生活する住民生活に直接的な
         影響を受ける範囲として委任状署名範囲が制限されました。