計画の問題点 〜なぜ反対なのか?〜
(4)公平中立な教育を受ける自由や信教の自由の保障に関する懸念について
学園入校生および教職員、スクールカウンセラーまで、全て宗教法人「幸福の科学」の信者のみで
構成されることが予想され、寮生活中心の学園内で、果たして生徒の公正・中立な教育や思想・信条の自由、
信教の自由の保障、ならびに生徒への正しい福利厚生が確保されるのか不安が払拭できません。
@ 幸福の科学学園は、「学園の母体の宗教法人「幸福の科学」の教えを中心とした宗教教育などに力を入れる。」
(京都新聞2010年12月20日付け)と発言していますが、幸福の科学による宗教観に基づく世界の宗教教育とは
いかなるものかは不明です。
A 寮生活をしている子供達に対し、親、教師から職員、スクールカウンセラーまですべて信者という中で、
どのように客観的な宗教教育がなされ、また授業外の生活の時間・空間の全てが宗教教育から
独立しているのか不明です。
また、このような教育環境において、その他の授業で、もし、幸福の科学の教義や幸福実現党のマニフェストに
基づく教育が行われた場合、子供達の公平中立な教育を受ける自由や信教の自由がどのように保障されるのか
不明です。
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